マーケティングの世界には、様々な手法があり、メディアによって次々と新しいスタイルが生まれてきています。
そんな数多くのマーケティングの中に、インバウンドマーケティング、アウトバウンドマーケティングというものがあります。
アウトバウンドマーケティング
アウトバウンドマーケティングは、主にプッシュ型の手法となり、内側から外側への力、つまり企業側から顧客へのアプローチということになります。
主にあげられるのが、メール配信であったり、テレフォンアポイントであったりと、ともすると押し付けがましく、お客様に迷惑と捉えられかねないものがあります。
インバウンドマーケティング
その反対に、インバウンドマーケティングは、プル型の手法で、顧客自らが自然とサイトに訪れてくれる、調べてくれるということを信じて、消費者自身に「見つけてもらう(Get found)」ことを目的としたマーケティングとなります。
具体的には、SEO対策出会ったり、ソーシャルメディアを活用するといった手法で、口コミなんていうのは、まさにインバウンドマーケティングといっても過言ではないかも知れません。
ちなみに、この「インバウンドマーケティング」という言葉を定着させ普及させたのは、マサチューセッツ工科大学に通っていたブライアン・ハリガン(CEO:最高経営責任者)とダーメッシュ・シャア(CTO:最高技術責任者)。
この二人は、企業のインバウンドマーケティングを支援するソフトウェア「HubSpot」を開発・販売するHubSpot,社の立ち上げメンバーでもあります。
<p.インバウンドマーケティングにおいて重要な位置を占めるのが「コンテンツ」
いままでは、ある程度広告の力で物が売れていたのですが、インターネットの登場により、いままでは一方通行であった広告が、受け取り手側からも情報を発信できる環境が整い、目先だけの誤魔化しが聞かなくなってきました。
これは、昔からのお金や力だけのマーケティングだけでは、物を売ることのできない状況を示します。
これからのマーケターは、データを解析、分析するだけではなく、自らが表現していかなければならない時代にになったということかも知れませんね。