スマートフォンが普及してきた今、電子チラシの影響力が大きくなってきそうです。
この電子チラシ、有名なところでは「Shufoo!」となるのですが、いまや月間530万人が利用するほど大きなメディアとなっています。
仕組みとしては、見たい地域の郵便番号を登録しておけば、PCやスマホなどの情報が届くというもので、利用者それぞれに興味のある情報が提供されるそうです。
しかも、利用者のニーズに合わせたチラシが配信されるというメリットだけでなく、そのチラシの掲載料金もとても優れていて、従量課金となっていて、利用者のPCやスマホに表示されると料金が発生されるのだそうです。
いままでのチラシは、部数×6円という金額でしたが、電子チラシの場合は、表示回数x10円となっているようです。
優れたマーケティング手法
こうやって考えると、いままでのチラシのほうが安いじゃないかと思うかもしれませんが、誰が見るのかわからない発行部数x6円よりも、ターゲットが絞り込まれた表示回数x10円のほうが、断然効果が高いと思います。
しかもネットを利用しているということもあり、詳細なデータも残るでしょうし、費用対効果を図る面でも、また今後の対策と傾向を割り出すためにも、とても優れたマーケティングが行えそうです。
また、この電子システムには現状に留まらず進化しており、利用者の生活時間にあった配信や、クーポンやポイントなども取り入れていくようで、利用者、広告出稿者、それぞれがWINWINとなるようなサービスとなるようです。
やはり、この時代、消費者、供給者どちらか一方側からの物事の見方では成功しませんね。
双方にとって、ベストな環境を創らなければ、安定したサービスとはならないようです。