最近、よく「O2O」という言葉を聞くことがあります。
話の流れを遮るのもなんなので、知ったかぶりで聞いてはいるのですが、本日、その意味を調べてみたいと思います。
皆さん「O2O(オーツーオー)」と読んでおり、これは、主にEコマースの分野で用いられる用語なのだそうです。
「O2O(オーツーオー)」とは、英語の頭文字を取った言葉で、正式には、「Online 2 Offline (オンライン・ツー・オフライン)」なのだとか。
英語だと「to」を「2」に変えて読むことが多いので、ここでもその形式になっているようですね。
具体的な中身はというと、オンライン(インターネット)の情報がオフライン(実世界)の購買活動に影響を与えたり、オンラインからオフラインへと生活者の行動を促す施策を指し示すのだとか。
まぁ、いままでも同じような施策はあったようですが、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアの影響力の拡大とスマートフォンが爆発的な普及が、これを後押しし、新たなるマーケティング用語として確立されたようですね。
とは言え、マーケターの意図にあるような、口コミやソーシャルなどでネットでアプローチし、実店舗に訪れさせるというような手法は、レストランなどの飲食系でなければ、うまくはまらない気がしますね。
特に、どこでも購入できるようなものであれば、実際に店舗に観に行き、購入はネットショップから購入といった、逆のパターンだって生まれかねません。
かつては地域で一人勝ちであったスーパーや家電店などは、今度はネットショップとの戦いを強いられ、苦戦を余儀なくされそうです。