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言わずと知れたAIDMAの法則とネットの関係は?

マーケティングを語る上で、絶対に避けて通れないであろう「AIDMAの法則」

今日はこれについて、勉強してみたいと思います。

根本として、マーケティングとは、お客様に価値を提供してお金をいただくことですから、このシンプルな答えに、どのようなアプローチを取っていくのかが重要となってきます。

そのアプローチの最も代表的なひとつとして「AIDMAの法則」があり、消費者の購買決定プロセスのおいて、まずは考えるべき手法でしょう。

AIDMA

とにかくマーケティング用語は、ほぼすべて英語圏での発祥が多く、その名前のほとんどが英語の頭文字をとってつくられていることが多く、このAIDMAも5つの消費行動から取られています。

  • Attention
  • Interest
  • Desire
  • Motive or Memory
  • Action

この消費行動の流れでいくと、まず消費者は、「Attention」により製品の存在を知り、「Interest 」によって興味をもち、「Desire」でその製品を欲しいと思うようになり、「Motive」によってその動機を求め、最終的に「Action」を起こし、購買行動に至るというもの。

ただし、AIDMAの4番目の「M」については、「Motive」ではなく「Memory」という解釈するものもあり、一体どっちなんだ?とも思ったりもします。

そもそも英語の意味として、「Motive」には、目的、動機という意味があり、「Memory」には、記憶という意味があります。

「目的、動機」と「記憶」って、どう考えても近しい意味ではありませんよね?

この流れていくと、欲しい(Desire)と思った製品を購入する(Action)前に
「Motive」により、購入するまえにその価値などを吟味させ「購入する目的」とさせるのか、「Memory」により購入するということを記憶させておくのかの違いとなって現れてきます。

まぁ、こう考えると、「Motive」のほうが理に叶っているようには思われますが、一般的には Memory で用いられることが大半なのだそうです。

ちなみにkの法則は、サミュエル・ローランド・ホールによって提唱されており、この手法の派生として、AIDCAモデル、AMTULモデル、AIDAモデルなどがあります。

近年でいうと、インターネットにおける購買決定プロセスモデルとして、AISASというモデルも登場しています。
ちなみにこれは、電通が提唱しており、2005年6月に商標として登録されています。

注意(Attention)→ 関心(Interest)→ 検索(Search)→行動(Action)→意見共有(Share)。

現状、株式会社プライムネットワークでの方向性としては、ネット中心の会社ということもあり、主にAISASモデルに当てはめながら、様々な手法を取り入れつつ、さらなる成長を目指しております。

まぁ、こう考えると、「お客様に価値を提供してお金をいただくこと」というとてもシンプルな目的を果たすためには、とても複雑なプロセスがあり、一筋縄で行かないところにマーケティングの面白さがあります。