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重要度が増しているというマーケティング・オーディットについて

アメリカの先進企業において、企業のマーケティングの活動を監査する「マーケティング・オーディット」の重要度が増してきており、その「マーケティング・オーディット」を導入する企業が増加しているという・・・

またまた難しい言葉が出てきましたね。
はっきりいって、マーケティングの言葉は横文字が多くて、日本人にとっては理解するのが、とても大変です。

マーケティング・オーディット

これをわかりやすく日本語にすると「マーケティング監査」と書かれ、その文字の示す通り、企業のマーケティング活動に対して、外部環境、内部環境を体系立てて評価する活動のことです。

要は、市場分析や競合他社を分析したうえで、自社のマーケティング活動に対し、マーケティングの目標、戦略、活動の有効性などを評価していくことなのです。

ちなみに英語で表記すると「marketing audit」。

この特徴としては、監査というだけあって、第三者的な観点から評価されつつ、過去を評価・判断するというよりも、未来に目を向けた評価が重要とされる点。

どんなことにも言えることですが、直接的に物事に関わってしまうとどうしても盲点が生まれてしまいます。

そして盲目的な対応をとりがちで、敢えて第三者の目で評価することがとても重要だと思います。
とはいえ、直接事象に当っている人間からすると、その苦労も知らず第三者からズケズケと物を言われるのは、おもしろくないのですが・・・

このマーケティング・オーディットは、「マーケティング・マネジメント(第13版)」によると、6つの項目に分類されており、それぞれ以下のようになっています。

  1. 環境監査
  2. 戦略監査
  3. 組織監査
  4. システム監査
  5. 生産性監査
  6. 機能監査

ここ最近では、日本でもこのマーケティング・オーディットに特化したサービスも増えてきており、アメリカにならって日本でも主流になってくるかも知れませんね。