ユーザが、WEBを利用して、コンピュータやネットワーク、各種サービスを組み合わせて必要なシステムやサービスを組み立て、ネットワーク経由で利用するもので、大きく3つに分類できる。
IaaS
想化技術を利用してハードウェアリソース(CPU/メモリ/ストレージ)などのITインフラをインターネット経由でオンデマンドで提供するサービスで、サーバー購入の手間がなく、必要な時にサーバー作成でき自由度が高い。
各種レンタルサーバー、Google Compute Engine、Amazon Elastic Compute Cloudなど
PaaS
アプリケーションを実行するためのプラットフォームをインターネットを介して提供するサービスのことで、コストを抑えてかつ早くシステム開発をおこなうことができる。
Google App Engine、Windows Azureなど
SaaS
完成されたソフトウェアをネットワーク経由で利用するもので、データをインターネット上に保存することができ、PC、スマートフォン、タブレットなど端末を選ばずにデータにアクセスでき、最も身近なクラウドサービスとも言える。
Google Apps、Office Web Apps、Dropboxなどがこれに当たる。
クラウドサービスには、これまで機材の購入やシステムの構築、管理などにかかるとされていたさまざまな手間や時間の削減をはじめとして、業務の効率化やコストダウンを図れるというメリットがあります。