東洋経済ONLINEにとてもグッとくる言葉がありました。
マーケティング思考、4つの間違いということで書かれた記事なのですが、冒頭にある言葉によって、頭を打ちのめされてしまいました。
人は意識しないと95%の確率で昨日と同じ考え方になります。何も考えないと、明日も同じ考え方になります。分析して未来を予測する、テクノロジーで競争優位性を高めるなど、実はすべて正しくありません。よくある間違いです。今日から意識を変えないかぎり、明日も同じ考え方になってしまいます。経営に欠かせないマーケティング思考、今、特に感じる4つの間違いです。
取り立てて、記事内容については語りませんが、この人は意識しないと95%の確率で昨日と同じ考え方になります。
という言葉が、とても強烈に僕の頭を揺さぶりました。
柔軟な思考と挑戦
ほんの少し前から、自分のいままでの経験や知識が柔軟な思考を妨げているような気がしています。
といっても、そんなに知識があるわけでも、多くを経験したわけではありませんが、この生きている中で身についたものが、ある程度の予測と結果というものを自然と見出し、自分の中で勝手に着地点を見つけ、挑戦という行為を妨げていました。
つまり、超えられない自分を自分自身で作り出していたのです。
記事にあるように「なにも考えない」ということではありませんが、考えるが故に同じ考えになることもあり、重要なのは、意識をどこに持っていくのかなのだと考えさせられました。
特にマーケティングにおいては、自分のエゴだけでは物事は好転しません。
いかに驕りをなくし、人々のニーズを掴みとることができるのかが重要になってきます。
このためにも、先の言葉を心にとどめておきたいと思います。